"nagasaki, hiroshima, osaka, nagoya, tokyo where are you from? "
東京から始まって他の都市を聞くやつはいても長崎から入るやつは珍しい。
このドライバー、癖のあるやつだなと思いながら目的地まで話が始まる。
”自分の前の婚約者はアメリカ生まれの日本人女性で結婚直前に大きな事故にあってしまい、
植物状態に。長崎から両親が来て、彼女を日本に連れて帰ってしまっただんだ。”
そうかそれで長崎スタートね、でもいきなり重い話である。
”どこの出身なんですか?”
”アフガンニスタンさ、80年代はじめにアメリカに来たんだよ。”
”答えなくなかったら答えなくてもいいけど、アフガンニスタンの人がアメリカにどうやって移住してきたんですか?”
サングラス越しに鋭い目が自分をルームミラーを通して自分を睨む。やはり聞くべきじゃなかったか、、
”俺はね、昔ボクサーだったんだよ。80年のモスクワオリンピック、アフガンニスタン代表でオリンピックに出て
決勝の相手は自国に侵攻を続けるソビエト連邦出身のボクサー。
簡単に勝っちまって金メダルさ。帰国したらすぐにソビエトの連中に逮捕。金メダルは目の前でゴミ箱に処分、
爪も剥がされ、3ヶ月間拷問生活さ。”
出所後パキスタンに移り、アメリカ大使館に逃げ込みその場でアメリカ行きのビザがおりたそうな。
どこまでほんとかはgoogleすればいい。でも結果が怖いからやめておこう。もちネタのフィクションかもしれないし。。
現在21日早朝。8時20分の便で今日からニューヨークです。